タイムマシンの意味

 今日はある小説を紹介します。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 私はSFが好きで、小説にかぎらず映画もよく見ます。

 SF映画の惹かれるところは、やっぱり想像を超える映像ですよね。

 でも、およそ映画化される部分は原作の一部分だったりします。

 だから映画を見てから小説を読んでみたり、その逆だったりを楽しんでします。

 今日紹介したいのは、SFと言えば代表作と言われる本。タイムマシンです。


タイム・マシン 他九篇 (岩波文庫)タイム・マシン 他九篇 (岩波文庫)
(1991/05/16)
H.G. ウエルズ

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 ところでこの続編があったのご存じですか?(これ以降、若干のネタばれ含みます。ご注意ください。)

  • Scheme451:過去へ連れ戻すのは記憶、未来へ希望するのは夢 by The time machine

  • 映画化も!


     もう一つ紹介したいのは同名の映画。2002年にドリームワークスから公開されたものです。

     デジタル・ドメイン社によるVFX技術のおかげで、美しいタイムマシンが描かれています。

    タイムマシン 特別版 [DVD]タイムマシン 特別版 [DVD]
    (2002/12/20)
    ガイ・ピアース、ジェレミー・アイアンズ 他

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     監督はサイモン・ウェルズ氏。ここであれ?と思う方はSF通ですね。

     原作の著者がハーバート・ジョージ・ウェルズ氏。その曾孫にあたるそうです。

     原作のストーリーを簡単に紹介します。

     人間はこの先の進化で2極化します。

     支配欲まる出しの地下人間、モーロック族と、それに支配された地上人間、エロイ族。

     そんな世界を主人公の時間旅行者はタイムマシンを実現することで見てしまいます。

     それは80万2701年の未来でした。

     そこで時間旅行者はウィーナという女性に助けられるのですが・・・。

     ここまでにしておきましょう。

     そして、2002年の映画ではこのストーリーに男女の恋物語が追加されています。

     時間旅行者はプロポーズした女性、エマを事故で失ってしまいます。その悲しみをばねにしてタイムマシンの研究に打ち込み、実現させるのです。

     そのタイムマシンで過去にさかのぼれば失ったエマを取り戻せると考えたわけです。

     ところが・・・。

     はい。ここまでにしておきましょう。

     ここでちょっと不思議に思ったことがありました。それはよくあるタイムパラドックスが出てこないってこと。

     タイムスリップした過去や未来で、歴史をいじってしまうと未来が変わってしまうはず。

     そう考えると、なんだか物足りないなぁという実感を持ちました。

    続編が数々の賞を獲得


     冒頭で紹介したように、タイムマシンには続編があったんです。著者は異なりますがウェルズ氏の遺族公認の続編だそうです。


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    (1998/02)
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     原作の背景を忠実に引き継ぎ、とっても面白いストーリーになっています。

     先ほど触れた「タイムパラドックス」がストーリーに深みを増してくれています。上下巻の長編ですが、一気に引き込まれました。

     さすが様々な賞をとった作品です。

     プラトナーライトという物質がタイムマシンを実現する重要な要素と位置づけて、それをめぐる時間戦争などに発展していきます。

     現在の環境破壊などにも通じるストーリーはすばらしい出来でした。

     さて、このタイムマシンで何を伝えたかったかというと・・・。

    「過去へ連れ戻すのは記憶、未来へ希望するのは夢。」

     先の映画に出てきたセリフです。

     SFといっても、実は私達が現実で身近に体験していることそのものを示しているんです。

     深いですね。名言です。

  • Scheme451:過去へ連れ戻すのは記憶、未来へ希望するのは夢 by The time machine
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    2013/05/25 (Sat) 22:10 | # | | 編集

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