RiviceからActへ

 HXワークショップの3回目のレポートです。 こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 2回目のレポートはDrawからReflect→Predictのステップを紹介しました。

 今回はその後のステップを紹介します。

  • IDEOに学ぶHXprototypeワークショップ〔vol.3〕

  • 図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークブック図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークブック
    (2013/04/09)
    今津 美樹

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    1.現場で実践するHXワークショップの価値
    2.ReflectではなくPredictへ
    3.RiviceからActへ(本日の記事)
    4.Business Model Canvasの新たなスタイル
    5.ファシリテートハンドルでアイデアを加速する


     クライアントとなった焼き肉屋さんとはこちらです。

  • FaceBookページ:焼き肉 志磨屋

  • 志磨屋さんのHXワークショップ5

     今日のスキーマです。

  • Scheme448:10年前に現在を予測できなかったように10年後は予測できない。だからすべては可能になると考えよう。

  • Rivise(修正)


     このステップは、描いたBusiness Model Canvasから新たなビジネスモデルを引き出すパートとなります。

     前回紹介したPredictのステップによって、ターゲットおよびクライアントの10年後の未来像を描きました。

     ここでみなさんの10年前をイメージしてみてください。

     10年前のみなさんは、今の時代を予測できたでしょうか?

    「iPhone、iPadのようなデバイスが日常生活に欠かせないものとなっている。」

    「インターネットがいつでも、どこでもつながり、SNSによる新たなコミュニケーションがあたりまえになっている。」


     こんな時代はきっとできなかったと思います。

     つまり、10年後をイメージする上で大切な事はこれ。

    「できないものはないと考えること。」

     こうやって私達がいきついたアイデアは、前回紹介したこの予測がヒントとなりました。

    「複合的なレストランがブームになっているんじゃないか。」

     これは和食、洋食、中華など専門レストランでは集客が難しくなっていると考え、つぎのような要素を兼ね備えたレストランが大きなブームになっていると考えました。

     1.コミュニティを作り出す場
     2.カフェ(軽食を含むコーヒーやお茶の提供。)
     3.カクテルバー(お酒の提供)
     4.専門レストラン(今回の場合は焼き肉屋さん)


     高齢化社会において、コミュニティの重要性が増し、お昼の時間をコミュニティ化を促す場の提供として複合的なレストランとして注目を集めているもの。それが「コミュ・レス(コミュニティ・レストラン)」というブームです。

     その先駆けをゆくのが、私達が提案するビジネスモデルとなりました。

     現在はお昼よりも夜の焼き肉屋さんが主力のビジネスとなっていますが、10年後はお昼時の集客をメインとします。もちろん夜の焼き肉屋さんも強みなので残しつつ、複数の要素を提供できるモデルとしました。

    Act(実行、検証)


     提案したものを口頭で説明するだけでは、提案する側も、受け取る側もイメージが具体的になりません。

     そこでこのActのステップで重要なことは、プロトタイプを作ることです。

     私達の提案したモデルは簡単な紙にポイントだけ表現し、相手チームのメンバーにお客様になってもらって10年後の志磨屋さんを体験してもらいました。

     今回のポイントは3つのテーマコーナーにありました。

     1.バーカウンターを利用したアクティブコーナー
     2.窓際のテーブルを利用したモダンコーナー
     3.奥側のテーブルを利用した頑固職人コーナー


     一見、焼き肉屋さんに不釣り合いなインテリアやバーカウンターをうまく活用し、3つのテーマにふさわしいデザインを区別して演出します。これが私達の考える「コミュ・レス」なのでした。

     これは相手チームにお客様になってもらって、10年後の店内を案内しているところ。

    志磨屋さんのHXワークショップ6

     こうやってプロトタイプを発案側とそれを受ける側で体験してみると、お互いにイメージが共有できます。

     そして検証が終わったあとに、そこに至った背景やビジネスモデルをシェアすることでより理解が深まりました。

     次回は新たなビジネスモデルキャンバスについて紹介する予定です。

  • Scheme448:10年前に現在を予測できなかったように10年後は予測できない。だからすべては可能になると考えよう。
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