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プロトタイプがもたらしたもの

 UXワークショップ、第5回目の最終レポートです。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

  • IDEOに学ぶUXprototypeワークショップ

  •  このワークショップの一番のねらいはエスノグラフィ(行動観察)からプロトタイプを作り出し、それを評価するデザイン思考のステップを体験をもって学ぶことでした。

     最終回のレポートでは、第3回、第4回で紹介したワークから見えてきたアイデアを実際に体験できるカタチに表現すること=プロトタイプの部分を書いていきたいと思います。

    1.現場で実践するUXワークショップ
    2.AppleとSonyのUX
    3.第一印象から第二印象、第三印象へ
    4.セカンドパーパスを拡げる
    5.プロトタイプがもたらしたもの(今日の記事)



    発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
    (2002/07/25)
    トム・ケリー、Tom Kelley 他

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  • Scheme427:プロトタイプの体験と評価が提案イメージを具体化させてくれる。客観的評価に事前情報は不要。

  • 提案チームと観察チーム


     今回のグループワークでは、二つのチームで各チームの提案のプロトタイプを作りました。

     プロトタイプといっても、ちゃんとした試作品をつくるわけには時間的にも、設備的にも難しいです。

     そこで、紙やテープ、ペンなどを使って、「想定」を表現します。

     これなら時間的にも設備的にも不可能はありません。

     例えば、「iPadを超える新たなコンセプトの新型デバイスを開発して、導入した」というシチュエーションを表現したければ四角い紙に「新型デバイス○○○」と書けば、一瞬で実現できるわけです。これが今回のプロタイプという意味。

     そして各チームが作り出した提案をプロトタイプに表現してもらい、相手チームから「お客様」を選出します。

     お客様には、実際にそのプロトタイプを体験してもらい、それが良かったのか?悪かったのか?フィードバックをもらいます。周りにいる人達には観察者として、お客様の行動をチェックしていきます。

     ここでひとつのルールがありました。

    「お客様には事前情報は渡さないこと」

     私達のチームで考えた新たなサービスを感じてもらうためには、いくつかの想定を準備していました。

    1.お客様は○○というクルマに乗っている
    2.新しいクルマに乗っているひとの感想を聞きたがっている
    3.男女のお子さんがいる


     でもこれらの想定を相手チームに説明してしまうと、客観的なフィードバックができなくなります。

     だから事前情報は渡してはいけません。

     短い時間の中で、このルールに従ってプロトタイプを実践するのは、けっこう難しかったです。

     でもやってみると、サービス側とそれを受けるお客様側のコミュニケーションの中で、いろいろ表現できるものだなと実感しました。

    プロトタイプがもたらしたもの


     さて、両チームのプロトタイプの評価が終わった後に、実際の販売店の方にプレゼンを行いました。

    UXワークショップ提案

     どちらのチームの提案も販売店の方にとっては、大きな気づきとなってもらえたようでとても評価いただきました。

    「販売店側の視点ではなく、異業種の視点から様々な提案をいただいた内容はとても勉強となりました。」

     その後、販売店の中で両チームの提案内容が報告されたとのことです。今後のCS向上に少しでも貢献できたら嬉しいです。

     さて、このプレゼンを通して気づいたことがありました。

     それが「プロトタイプがもたらしたもの」です。

     従来のワークでは、グループ発表という形式をとってプレゼンを行うことが多いと思いますが、この場合、グループの中でのイメージ共有が不十分であることが多いです。

     ところがプロトタイプを実践したあとのプレゼンでは、発表する側のチームメンバー全員が提案内容を具体的なイメージとして共有できているため、販売店の方からの厳しい指摘や、質問にも、各メンバーがスパッと答えられるという状態になっていました。そのチームワークの高さには驚きました。

    「百聞は一見に如かず」
      「百見は一考に如かず」
        「百考は一行に如かず」


     という言葉を以前紹介しましたが、まさにこれを実感できました。

     この言葉って、デザイン思考そのものを表現してますね。

    「百聞は一見に如かず」:理解、観察
    「百見は一考に如かず」:視覚化
    「百考は一行に如かず」:評価


     これらのステップを経て、実現につながってきます。デザイン思考の5つのステップはこちら参照ください。

  • Scheme358:デザイン思考とはペルソナに満足してもらう物語を作ること。それはプレゼンにも当てはまる。

  • UXワークショップマインドマップ
    多ぁ望Map No.0243

     5回に渡ってレポートしてきた「IDEOに学ぶUXprototypeワークショップ」。とても学びの多いものとなりました。講師のペルソナさん、参加者のみなさん、本当にありがとうございました。

  • Scheme427:プロトタイプの体験と評価が提案イメージを具体化させてくれる。客観的評価に事前情報は不要。
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    多ぁ望@新習慣クリエイター
     多忙な毎日にめげず、日々、新たな習慣を身につけるべく、努力するエンジニア

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    1.戦略性
    2.最上志向
    3.親密性
    4.責任感
    5.着想

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