セカンドパーパスを拡げる

 UXワークショップ、第4回目のレポートです。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

  • IDEOに学ぶUXprototypeワークショップ

  •  今回はワークから見えてきた新たなコンセプトを紹介します。

     それは・・・。

    セカンド・パーパス

     です。

    1.現場で実践するUXワークショップ
    2.AppleとSonyのUX
    3.第一印象から第二印象、第三印象へ
    4.セカンドパーパスを拡げる(今日の記事)
    5.プロトタイプがもたらしたもの


     ピータードラッガーは事業の定義について問いかけました。

    「自動車販売店の事業とは何か?」

     簡単に想像のつく答えはけっして答えではないと。つまり「クルマを販売すること」が事業の目的ではないということです。

     この「クルマを販売すること」を第一の目的「ファースト・パーパス」と呼ぶことにします。

     事業とはこのファースト・パーパスだけでは成り立ちません。第二の目的の重要性が今回のワークで見えてきました。

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  • Scheme426:セカンド・パーパスが第一印象を変え、ファースト・パーパスに触れるチャンスを創り出す。

  • ファースト・パーパスを補うために必要なこと


     前回紹介したエスノグラフィ・ツアーによる行動観察から、私達のグループでは面白い視点に気づきました。ある参加者の一言です。

    「ディーラーで、車検ってやってるんですか?」

     これは自動車業界に関わっている私としてはちょっと衝撃的な一言。

    「え?? ・・・。」

     もちろん、販売店はクルマを売るところです。でもそれだけではなくて、クルマを整備したり、修理したり、車検を取ったり。様々なサービスを展開しています。

     これらのファースト・パーパスでお客さんを集まるためには、様々なサービスが認知されてなければなりません。

     さらに難しいのはファースト・パーパスではお客様が感じるイメージがカタイんです。これは前回の第一印象の中から見えてきたこと。

    「クルマを買う目的でない場合は、店内に入りづらい。」

     よって、ファースト・パーパスの内容を認知してもらうためには足を運んでもらうことが必要。

     足を運んでもらうためには、もっと気軽な別の目的、セカンド・パーパスが必要。

     という結論に至りました。
     

    セカンド・パーパスで顧客を拡げる


     さて、セカンドパーパスにはどんなものがあるのでしょうか?

     今回私達がお借りしている2Fのスペースのイメージを拡大して、いろいろなアイデアを出し合いました。

    ・カフェ
    ・図書館、DVDレンタル
    ・映画、本などの最新情報掲示板
    ・イベント開催


     およそクルマとは関連がなく、身近で入りやすいものを出してもらいました。

     さらに具体的な実在するお店も共有しました。

     こうすることで、今、ここにいる2Fのスペースをどう活用していけばセカンド・パーパスで集客ができるのかをイメージすることが出来てきました。

    UXワークのプロトタイプ1

     このようなセカンド・パーパスを取り込むことで、第一印象をガラッと入りやすい雰囲気に変えることができ、ファースト・パーパスにも触れるチャンスを創り出すことが可能となります。

     次回は、これらのイメージを相手チームに体験してもらうプロトタイプについて紹介します。

    UXワークショップマインドマップ
    多ぁ望Map No.0243


  • Scheme426:セカンド・パーパスが第一印象を変え、ファースト・パーパスに触れるチャンスを創り出す。
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