AppleとSonyのUX

 UXワークショップ、第2回目のレポートです。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

  • IDEOに学ぶUXprototypeワークショップ

  •  今日はUX(ユーザー・エクスペリエンス)について、とてもわかりやすい実例が取りあげられている本を紹介します。

    1.現場で実践するUXワークショップ
    2.AppleとSonyのUX(今日の記事)
    3.第一印象から第二印象、第三印象へ
    4.セカンドパーパスを拡げる
    5.プロトタイプがもたらしたもの



    ソニーとアップル 2大ブランドの次なるステージソニーとアップル 2大ブランドの次なるステージ
    (2012/10/05)
    西田宗千佳

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  • Scheme424:アフォーダンスとメンタルモデルが一致したときユーザーは使いやすいと感じる。これがUX。

  • UXを代表するApple


     UX(ユーザー・エクスペリエンス)を説明する上で、一番わかりやすいのはApple製品だと思います。

     今回のペルソナさんの解説に加えて、AppleのUXへの取り組みを私から補足資料として紹介させていただきました。

     引用元はこちらです。MacFanというマックの雑誌です。


    Mac Fan (マックファン) 2012年 10月号 [雑誌]Mac Fan (マックファン) 2012年 10月号 [雑誌]
    (2012/08/29)
    不明

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     iPhone、iPadユーザーの方はこちらのアプリから85円で該当の記事だけダウンロードすることが可能です。あ、現在は250円になっていました。涙。

  • iPhoneアプリ:MacFan+

  •  まずUX(ユーザー・エクスペリエンス)とは、何かの操作やサービスを受けるにあたって、一連の動作、行動を指します。

     例えばiPhoneが注目されているのはマルチタッチスクリーンという技術とその操作性の高さです。Appleではこのユーザーインターフェースを2年もかけて微妙なチューニングを実施してきているそうです。なので他社がマネしても追いつけないほどのバランスを実現しています。

     MacFanの記事によるとAppleのUX/UIには歴史があり、ドン・ノーマンというアップルフェロー(専門の研究員)が認知心理学に基づいて構築してきた考え方が軸となっています。

     例えばUXに問題のあるインターフェースとしてはWindowsのスタートボタンがあります。

     シャットダウンをするときは、このスタートメニューから選びますよね?

     初めて操作するときに「??」って思いませんか?

     なぜ「??」と感じるかというと、「スタートボタン」が示すアフォーダンス(意味)とユーザーが無意識に解釈するメンタルモデルに不一致が生じるからです。

    UXを追いかけるSony


     さて、もうひとつのわかりやすい事例を紹介します。それはAppleとSonyの取り組みです。

     ここで「音楽」の解釈を比較してみます。

    <Sony>

    「音楽は商品である。」

     Sonyはテクノロジーを重視して成功した企業です。あのスティーブ・ジョブス氏もSonyをめざしていたと言っています。

     音楽をいかにキレイな音で聞けるか?どれだけ多くの音楽が入れられるか?

     そんな視点でデジタルオーディオプレーヤーを進化させていきました。

    <Apple>

    「音楽は体験である。」

     一方、Appleではデジタルハブというコンセプトをベースに、音楽を聞く行動に重視してきました。

     その結果、iTunesというサービスをスタートし、iOSデバイスがあればどれでも同じ体験が提供できるサービスを実現しました。

     「音楽を聞く」だけでも大きくアプローチが異なります。どちらを重視すべきかは、現在のシェアが物語っていますね。UXの大切さがよくわかる事例でした。

     本書ではSonyの新しい取り組みも紹介されています。UX部門を新設し、最近ようやくその商品が店頭に並び始めているとのこと。新たなSony製品にも期待できそうです。

     今日のスキーマです。

  • Scheme424:アフォーダンスとメンタルモデルが一致したときユーザーは使いやすいと感じる。これがUX。
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