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技術進化と人の進化のギャップ

 今回はひとの進化について取りあげます。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 ちょっと間が空きましたが、前回はムーアの法則が未だ実現していることを紹介しました。技術の進歩はとどまるところを知りません。

 では、私達の脳はどうでしょうか?

「私達の脳はどれだけ進化しているのですか?」

 IT技術の進化で私達が処理する情報量も格段に増加してます。それらを処理しているとするならば、相当進化しているのではないでしょうか。

1.性能を追求すると無価値になる

2.限界性能がイノベーションを生み出す

3.技術進化と人の進化のギャップ(本日の記事)


 今日のスキーマです。

  • Scheme411:IT技術が進化しても脳の進化は停滞している。進化を促すためには技術を活用して思考に割り当てること。

  • 人は進化している?


     いろいろ検索してみたら、面白い情報がありました。こちらです。

  • 人類の脳、3万年で1割縮小 進化か退化か?

  •  私達の祖先はホモサピエンスと言われています。その頭蓋骨を調べた結果、3万年前と比べると1500cm3から1359cm3と約10%小さくなっていたとのこと。

     さて、これは命の危機を感じることがなくなったことによる退化なのか、あるいはIT機器を活用してきたことによる進化なのか?

     結論は出ておりませんが、確実なことはCPUの進化のように脳細胞が数倍になっているとか、脳の容量が数倍になっているという進化はしてないということです。つまり、脳の処理能力(ポテンシャル)は昔から変わってないわけです。

    技術の進化と人の進化


     次に、IT技術のめまぐるしい進化と私達の扱う情報量を図に表してみました。

    技術の進化と人の進化

     引用元は総務省が平成21年に発表したものです。

  • 「情報流通インデックス研究会」報告書の公表

  •  こちらによると私達がメディアを通じて、その情報を見たり、読んだりしたものを「消費情報量」と定義し、インターネットにあふれているけど、個人的に受け取らなかった情報まで含めた全体の情報量を「選択可能情報量」と定義しています。

     単位はゼタビット(1ゼタビット=100万ペタビット=10億テラビット)。

     あまりに増加量が急激なので、縦軸をログスケール(倍率が一定で表現される)にしてみました。

     棒グラフが引用元の情報、曲線は私が勝手に2020年まで予測して伸ばしたラインです。

     赤いラインに注目すると、Googleが98年に設立され、その後携帯電話、ブログなどの普及により一気に選択可能情報量が急増しています。

     現在の位置づけから2020年まで予測しても、増加速度は緩んでも増加していくことは間違いないでしょう。

     一方、青いラインに注目して下さい。こちらは消費情報量を示します。IT技術が進化したおかげで、私達は好きな時に好きな情報を入手することができるようになりました。

     そのおかげで、脳で情報処理をする効率はずいぶん向上したと考えられます。

     しかしながら、すでに情報過多の時代に突入しており私達の処理範囲を大幅に超えてしまっているのが現状です。よって現状から2020年に至っても消費情報量は頭打ちになると考えられます。

     では、IT技術の進化をもっても私達の脳はそれ以上の能力を発揮できないのでしょうか?

    人の進化を促す方法


     先のグラフには緑の★印でiPhone、iPadなどのハードを示しました。これらの携帯端末に加えて、Evernote、iCoudなどのクラウドサービスが加わることで、私達の脳の使い方がこれから大きく変わっていきます。

     水色のラインで示したカーブがこれらのサービスを併用することで私達が進化できる領域だと考えます。

    人の進化を促す

     続いて、こちらの棒グラフでは脳の活用目的の変化を示しました。これはあくまで個人的なイメージです。

     2000年頃のネット黎明期以前では勉強といえば「記憶」でした。

     たくさん知識を持っているひとが優秀と判断された時代です。

     でも今は違います。試験会場でも電卓持ち込みOK、教科書持ち込みOKだったりします。知識ではなく、知恵に価値観がシフトしています。

     では、現状はどうでしょうか。

     IT機器があふれ、その使い方が様々で苦労している方も多いと思います。

     IT技術のおかげで記憶に頼る必要が減った一方で、多くの機器、ソフトを使いこなす操作に脳の処理能力が奪われる割合が増えてしまっています。

     というわけで、私達の進化を促す方法は2000年とは対称的に記憶に活用していた割合を思考にすべて活用することです。

     そのためには今、iPhoneのマルチタッチジェスチャーなどが注目されていますが、もはや意識せずに初めて触ったひとが使えるGUIに統一され、操作に気を使う必要がなくなる時代が求められていきます。

     Windows、Macあるいは、iPhone、Androidなどの競争が激しい時代ですが、どれを触っても同じ操作体系になる時代が来て欲しいです。

  • Scheme411:IT技術が進化しても脳の進化は停滞している。進化を促すためには技術を活用して思考に割り当てること。

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    theme : 資格・スキルアップ・仕事 genre : ビジネス

    comment

    Secret

    大切な事を選ぶ力

    とても興味深い記事、ありがとうございます!
    ずいぶんと凝った資料ですね~。

    選択可能情報量と消費情報量の動向、私も同感です。
    私はフォトリーディングを学んだので、文章を読む速度は
    劇的に向上しました。

    だけど、自分自身の消費情報量そのものは、それほど
    増えていないように感じています。
    大きく変わったのは情報に対する「取捨選択の力」かな、と。

    膨大な選択可能情報量に晒されている現在、
    「選ぶ基準」を持たずにいる事は、結構大変かもしれませんね。

    今は欲しいと思った情報の多くは、簡単に手に入れる事が
    できると思います。その一方、何が必要なのかが分からなければ
    何も変わらないし変えられない・・・。

    自分に何が必要か、分かる人と分からない人。
    この小さな差が大きな分岐点になるのかもしれませんね。

    今までは「優れたスキルを持った人が活躍した時代」だったように
    思いますが、これからは「自分にとって大切な価値」を見つけた
    人が活躍する時代になるかもしれませんね。

    小さな差を認識すること

    ライキ、コメントありがとうございます。最初は軽いノリで調べてたんですが、面白くなってハマってしまいました。

    選択支がゼタビットレベルに拡大された世界では、選択できる力が大切ですね。

    そのためには自分で判断できるモノサシが必要。

    先日、久々にオビワンと飲みました。

    スキルってなんだろう?

    ツールってなんだろう?

    という問いをなげかけられて、深く考えさせられました。

    多ぁ望が成長したのはツールがあったおかげでも、スキルがあったおかげでもない。それを強く求めた感情にあると。

    それはライキも同じだと思います。この学びはまた記録しておきたいと思います。
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    多ぁ望@新習慣クリエイター

    Author

    多ぁ望@新習慣クリエイター
     多忙な毎日にめげず、日々、新たな習慣を身につけるべく、努力するエンジニア

    ストレングス・ファインダー
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    2.最上志向
    3.親密性
    4.責任感
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