「言い訳思考」はなぜ起きるのか?

 今日は、ある失敗事例から思考のクセについて考えてみたいと思います。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 その思考のクセを

言い訳思考

 と名付けてみました。

 例えば、重要なプレゼンテーションの場で、自分が伝えるべきことをなんとか伝えようとがんばっているんですが・・・。

 結果的に、言い訳ばっかりになっていて本当に伝えるべき事が伝わらない。

 これが言い訳思考です。

 今日のスキーマです。

  • Scheme394:枝、葉、幹の構成を理解しないと言い訳思考になる。プレゼンで本当に伝えるべきことは枝や葉ではなく、幹を伝えること。

  • ある失敗事例


     先日、ある重要なプレゼンの場で、我々の提案を部下が報告。

    決裁者:「で、その提案は***という考えなのか?」

    部下:「いえ、こういう場合は***ということもあり、一方他の場合には・・・。」

     せっかく提案内容を準備してきたのに、それが伝わらずに再報告となりました。あそこで「ハイ」って言えばよかったのに。

     プレゼンテーションとは、聞き手に何か行動を起こさせる目的があります。

     今回の事例に当てはめてみると、我々の提案内容を認めてもらい、組織のルールを改定すること。

     つまり決裁者が、いかにその提案内容が妥当で、認める価値があるかを判断してもらう必要があります。

     そのために大切なことは「幹」を伝えること。

     木には、細かい枝や葉がたくさんついています。でも、それらを支えている幹がなくては存在できません。

     本当に伝えるべきことは細かいことではなく、幹を伝えること。

    言い訳思考の根底


     今回のプレゼンターは、周りと調和して仕事を進めるタイプの方で、それはときに長所ですが、今回は短所に出てしまいました。

     どうやら根底には、今回の提案を言い切ることに不安があったとのこと。

     それゆえ、言い切ると不都合が出る部分について、先回りして説明するため、幹ではなく枝、葉を説明しなきゃと考えてしまったようです。

     ここはミスコミュニケーションを回避するために彼の工夫でもありました。今回はそれが裏目に出てしまったようです。

     あとで本人に聞くと、「え?そんな説明になってました??」という回答。

     つまり枝、葉、幹の組み立てがイマイチ理解出来てないのかもしれません。

     今回は自分にも反省すべき点はあるんですが、やはり「伝えたいこと=伝えるべきこと」と考えられる教育が必要だなと実感しました。

     まず伝えたい事から話をしましょう。言い訳が必要なプレゼンってプレゼンになってませんから。

     次回は、この「言い訳思考」を回避するためにどうすべきか?について書きたいと思います。

  • Scheme394:枝、葉、幹の構成を理解しないと言い訳思考になる。プレゼンで本当に伝えるべきことは枝や葉ではなく、幹を伝えること。
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    コメント

    No title

    記事を興味深く読ませていただきました。
    仕事でも、プライベートでも人に伝えるというのは時に難しさを感じることがありますね。
    話しているうちに何を一番伝えたかったのかが分からなくなったりしないよう、幹、枝、葉を意識したいものです^^

    2012/07/27 (Fri) 17:44 | kei #- | URL | 編集
    意識するきっかけを。

    Keiさん、コメントありがとうございます。

    プライベートのときならば、「あれ?今、何が言いたかったんだっけ?」っと自分に声を出して問いかけてみましょう。

    そうすると、「あ、そうだ!」っとスタートに立ち返ることができます。

    これは声に出さないと、頭の中ではスタート位置がわからず迷うことが多いですね。僕もたまにあります。

    ビジネスにおいては、チェックリストを作っておいたり、上司に聞いてもらったりという工夫が枝、葉、幹を整理するきっかけになると思います。

    2012/07/27 (Fri) 21:49 | 多ぁ望 #TZpNm4HA | URL | 編集

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