ゲーミフィケーションって?

 ゲーミフィケーションという言葉をご存じですか? こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 今日はこちらの本を紹介します。

No.471

ゲーミフィケーションゲーミフィケーション
(2012/04/10)
神馬豪、石田宏実 他

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 この言葉は「ゲーム化する」という意味です。

 ビジネスは、価値を創造し、顧客に価値を提供することで成り立ちます。

 その価値が対価に見合うものであればあるほど、顧客は増加し、ビジネスとして成長していきます。

 言葉にすると簡単ですが、これを実現することは簡単ではありません。

 そのためにいろんなビジネスモデルが考えられ、実践されて、うまくいったものが生き残っているというのが現実です。でも、顧客が熱狂的に集まる方法があったとしたら?

  • Scheme387:ステーキを売るな、シズルを売れ!ゲーミフィケーションがビジネスを熱狂させる

  • 顧客に売り込むのではなく、顧客が殺到する仕組み


     それがゲーミフィケーションなんです。ゲーミフィケーションの意味を「ゲーム化する」と説明しましたが、本書ではもうひとつ「不要だけど熱狂させる戦略」という説明があります。

     ゲームというからには、遊びという要素、けっして必然のものではないんですが、遊びをビジネスに結びつけてしまうとものすごい効果を発揮してくれます。

     こんな例え言葉がありました。

    「ステーキを売るな、シズルを売れ!」

     ステーキ屋さんの集客戦略を考えるためには、いかに美味しく、どんな材料をつかうか、などなどいろいろあります。

     でもステーキそのものに着目しがちですが、それだけでなく「シズル=ジュージューという焼く音」を売るべしというのがゲーム戦略の元になっています。

     顧客は味ももちろん重視しますが、それは実際にお店に入ったあとのこと。

     シズル音を売り込めば、それに誘われて「あそこのステーキ食べたい!」ってなるわけです。

    ゲーミフィケーションの実例


     本書にはいろんなゲーミフィケーションの実例が紹介されています。最近話題になったニュースから、別の事例を見つけてみました。

  • コンプガチャ高額請求トラブル「高2が2か月で400万円」も

  •  携帯ゲームで、コンプガチャが規制されたことがニュースとなりました。

     これはフリーミアムという戦略で、ゲームをすること自体は無料。けど、アイテムが有料となっており、レアアイテムになると、高額になっていく仕組みになっています。さらには複数のアイテムを揃えないとレアアイテムが入手できない条件があり、ずるずるとお金がかかっていくわけです。

     上記リンクにあるように、これにハマってしまい、気づけばすごい出費になっているというのが規制になった発端です。でもビジネスとしてはなんら問題なく、ユーザーの責任であることには違いないと思いますが。

     もうひとつのニュース。

  • AKB総選挙・コンプガチャ… 買ったのは達成感?

  •  こちらの記事でもやはり「ゲーミフィケーション」という言葉が引用されています。

     AKB48の総選挙のランキングを決めるのは、顧客であるという仕組み。

     熱狂的なファンはその投票権が含まれるCDに相当な金額をつぎ込むらしい。

     もはや熱狂ゲームそのものです。

     こうやって、厳しいはずのビジネス、うまくいかない仕事、勉強、ダイエットなどなどをゲーミフィケーションしてみる方法を考えてみましょう。

     けっして、やり過ぎにはご注意を。

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