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Retina Displayと等価解像度

 今日は「解像度」についての考察をレポートしたいと思います。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 「解像度」という言葉は、いろんなところで聞くと思います。ハイビジョンテレビだったり、パソコンだったり、スマホだったり。

 先日、新型iPadを使い始めたとお伝えしました。これにはiPhone4で採用したRetina Displayという高解像度液晶モニターを採用して注目を集めています。

 Appleでは高解像度のディスプレイ戦略をかなり前から用意していたようです。

 まずはこちらの画像を見て下さい。

safariのアイコン


 これは07年にリリースされたMacOS X LeoperdというOSに搭載されたSafariというブラウザのアイコンです。それまでは128×128dotが最大のアイコンサイズだったんですが、一気に512×512dotのアイコンがサポートされました。

 クリックすると実際の画像の大きさがわかります。もはやアイコンというよりも画像ですよね。かつての640×480dotのディスプレイだったとしたら、アイコンで画面がいっぱいになってしまいます。

 つまり07年からRetina Displayの構想はあったわけで、この先、Retina Displayが当たり前のラインナップになっていくことと思います。

 さて、この「解像度」という言葉、ちょっと注意が必要です。

  • Try359:等価解像度が今後のIT製品の価値を決める。比較できない数値は基準を設定して並べてみよう。

  • 解像度の誤解


     解像度はいろんな意味で使われているんですが、今日とりあげるのはppiという単位で表現される「きめ細かさ」についてです。

     PCのディスプレイ解像度というと表示ピクセル数の多さを指しますが、それに加えて単位面積あたりの画素数を表現したものが今日とりあげる「解像度」です。ppiという単位はpixcel/inchの意味で1インチあたりのピクセル数。

     さて、この「解像度」なんですがppiという単位だけでは「きめ細かさ」を比較できないことに注意が必要です。

     例えば、片手でもつスマホの解像度と大型TVの解像度をおなじ単位で表現しても良いのでしょうか?

     現在私がつかっている製品を図にしてみると、こんな感じになります。

    ディスプレイ解像度

     iPhone4から採用されたRetina Displayの解像度は326ppiです。かつて印刷のクオリティとしてA4サイズに印刷するためには300dpiが必要とされてきました。それを超えた解像度になっています。

     そして新型iPadのRetina Displayは132ppi。画面サイズが大きくなるので、必然的に解像度の値は小さくなります。

     メインで活用しているMacBook13インチは116ppi。さらにリビングで使っている43インチのハイビジョンテレビは51ppiとなっています。

     画面サイズに応じて、人が使う距離は大きく異なります。なのでこれらを「解像度」だけで比較することにはちょっと無理があります。

    等価解像度という考え方


     そこで、解像度の概念にその画面をどれだけの距離で見るか?という値を掛けた「等価解像度」という考え方を作ってみました。

     画面が大きくなると、解像度は小さいものになりますが、使う距離係数をかけることで距離影響を排除した解像度の比較ができるようになります。

     iPhoneの326ppiという解像度を基準とし、私が普段使っている距離を考慮した結果をこちらの表にまとめてみました。



     Retina Displayが300ppi以上と定義するならば、iPhone4、新型iPad、そして43インチ以上のハイビジョンテレビが該当します。

     さて、最近のニュースをチェックしてみるとすでにハイビジョンテレビの技術は2k1kから4k2kのピクセル数への拡大が実現しています。YouTubeでも4096×2034pixelの動画をサポートしています。

  • YouTube、フルHDより高解像度な4K2Kビデオをサポート

  •  さらに、こちらのニュースによると7680×4320pixelの8k4kというハイビジョンまで技術的には実現できているとのこと。

  • 世界初! 3300万画素のスーパーハイビジョン液晶ディスプレーを体感

  •  この8k4kのハイビジョン技術がどれだけすごいかというと・・・。

     Webサイトの画像を比べても、現物とスクリーンの映像の区別ができません。

     で、今回何が言いたかったかというと、AppleがRetina Displayという名前をつけた理由にあるように、等価解像度300ppi以上の技術には今までのような差が消費者に与えられないってことです。(もちろん、iPhoneと同じような300mm程度の距離に近づけばその違いは明らかだと思いますが、大型テレビでそんな使い方は求めないでしょう。)

     この先、300ppiに達するまでは一気に商品ラインナップが出てくると思いますが、それ以上の性能は価値があまり上がらないように感じます。例えば最近のデジカメ解像度のように。

     このような「等価解像度」という考え方で身近な製品を比較してみるとなかなか面白いです。

  • Try359:等価解像度が今後のIT製品の価値を決める。比較できない数値は基準を設定して並べてみよう。
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    theme : iPad genre : コンピュータ

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