未来のクルマはどうなる?

 今日紹介する本には、未来の都市型コミューターのビジョンが描かれています。こんにちは、コンセプトデザイナーの多ぁ望です。

 私達の社会には、クルマはなくてはならない存在となっています。

 そのクルマの歴史はいがいと浅く、未だ100年程度しか経っていません。

 クルマの起源を振り返ってみると、それは「馬車」。

 馬がエンジンに置き換わり、馬以上のスピードで移動することが可能となりました。

 そして一気に日常の足として普及。

 以下の本によると、世界の人口は67億人、クルマは8.5億台が普及、並べると地球を100周する長さだそうです。

 その結果、現在の環境問題、交通事故、交通渋滞などの社会問題が増加してきたわけです。

フォトリーNo.444

「考えるクルマ」が世界を変える―アーバン・モビリティの革命「考えるクルマ」が世界を変える―アーバン・モビリティの革命
(2012/02/10)
ウィリアム・J. ミッチェル、ローレンス・D. バーンズ 他

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 では、未来のクルマとはどんな姿なのでしょうか?

 これがセグウェイと関係していたんですよね。びっくり。

  • Scheme369:すべての条件を満足することを手放せば、常識をくつがえすことが可能である。

  • 現在のクルマ


     現在のクルマは、そのメーカーのデザインを見ても、ほとんど同じだと思いませんか?

     セダン、ハッチバック、ミニバンなどの形が違っても、エンジンルームがあって、ボディがあってタイヤが4つあります。

     さらに安全性能については各国の法規をクリアするために、頑丈で重たいボディとなってしまっています。

     燃費性能から考えると、クルマは軽い方がいいはずなのに。

     この考え方が前提となると、クルマは変われません。

    未来のクルマ


     では未来のクルマはどんな姿をめざせばいいのでしょうか?

     この本ではUSV(Urban Sity Vicchle)という新たなカテゴリを創出し、限られた条件下では今までにない理想の姿があると伝えています。

     まずこの動画を見て下さい。



     これはSegwayとGMが共同で研究してきたプロジェクト。P.U.M.A. (Personal Urban Mobility and Accessibility)のプロトタイプです。

     見た目ばショボイですが、セグウェイ同様に2輪で、セグウェイ以上のスピードでスムーズに走行しているのがわかります。

     都内の移動に限定すると速度はおよそ30km/hで十分。(現在の都内の平均速度は16km/h程度らしい)

     さらには1回の充電で走行できる距離も50km程度で十分。

     となるとこのPUMAコンセプトがすばらしいイノベーションを起こしてくれます。

    1.左右2輪のためステアリング機構が不要

    2.IT技術によるリアルタイム通信で、衝突ゼロ

    3.衝突ゼロだから従来の衝突安全ボディが不要

    4.電動化のデザイン自由度で小型化、駐車スペース削減

    5.スマホと連携した充電、インテリジェント駐車システム


     これらの実現には、従来の道路とは区別する専用のインフラが必要となり、簡単には実現できませんが今までのクルマの価値観、考え方を大きく覆してくれました。

     このコンセプトは現在、かっこいいデザインをまとって昨年のモーターショウで披露されています。



     今日のスキーマです。

  • Scheme369:すべての条件を満足することを手放せば、常識をくつがえすことが可能である。
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